Webサービス立ち上げの本当に難しい部分
こういう事例をみていると、何だかなぁと思ってしまう。Webサービスを公開した後に後出しじゃんけんに負けて、しょんぼりしながらサービスをクローズするやつ。
大学に却下されてサービスをリリースできなかった話
zenn.dev
個人開発した賃貸物件検索サービスのシステム構成と使用技術
zenn.dev
Webサービス(または事業)を始めるにあたって、一番の障壁はアプリケーションの構築技術ではなく、法律であったり組織に対する根回しだったりするのよね。
先の事例は、無許可でスクレイピングで抜いた情報を使ってサービスを作ったところは共通しているけど、1つ目はトラブった際の対応含め、保守を誰がするのか。個人情報の取り扱いについて、が問題とされ、2つ目は不動産取引に関連する法律の無知が災いして終了に至っている。
サービスの開発者は開発に必要な技術の知識には長けているが、法律の知識や、自分が知らない組織の都合等、開発者個人で判断ができる部分は限定的で、問題解決にあたっては、どうしても関係者を巻き込む必要があるということです。
先の事例のサービスを作ったお二方は、とても高い技術レベルをお持ちのようなので、サービスの本質とは別の部分で潰れてしまうのはとても勿体ないよなぁと思う。
ちなみに本題からはそれるけど、スクレイピングしたり公開APIに頼ったシステムってどうなの?とは思う。システムに仕様変更があったりAPIが閉じられたりしたら、その対応に頭を悩ませることはやる前から分かることだと思うんだけど、そういう経緯(自分の意志とは無関係の問題)でクローズされたサービスをいくつも知っているので、技術要件もよく検討したほうが良いと思う。
最終更新日時: 2022/11/10 16:06
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